シロアリ防除は、NITTOHが創業して、はじめに拡大していった事業です。
現在では、シロアリ防除の内容も進化し、新築時のシロアリ予防、既設住宅での再予防工事、
シロアリ発生による駆除工事など、多様なニーズに合わせて、最適な工法を選択しています。
国宝、文化財などの豊富な施工実績、大手住宅メーカーの予防工事の長年の実績を積み、
みなさまから、技術に対する信頼をいただいています。
見えない場所で進行するシロアリの被害
日ごろ、シロアリを目撃することはほとんどありません。 それはシロアリの働きアリは木材の内部や蟻道(ぎどう)の中で活動し、普通のアリのように地上を歩き回らないからです。 見えないからといって、被害はないということではなく、見えない分、知らない間に被害が進行している可能性が高いのです。 放置しておくとどんどん転移して、取り返しのつかないことになりかねません。大切なマイホームを守るためには、早期発見、早期駆除が肝心です。
【 シロアリ被害チェック 】
あなたの知らない所で被害が進んでいるかもしれません。まずはチェックしてみましょう。
以下の項目のうち、3項目以上あてはる方は要注意です。あてはまるものが多い方は一度ご相談ください。
01. 畳の表面が波打っている
02. 押入れや壁、タンスの後ろに結露でシミができた
03. 自宅の周りに農地がある
04. 川や用水路が近い
05. 壁や窓に結露ができる
06. 自宅や建物が隣家に接するように建っている
07. 家屋内の風通しがあまりよくない
08. ふすまの開閉がしずらくなっている
09. ふすまを閉めた時に、上下にすき間ができる
10. 台所の床下収納庫がカビくさい
11. 家屋の周囲に物がたくさん置いてある
12. 日当たりが悪い場所に家が建っている
13. 徒歩で移動できる範囲に山がある
以下の項目で1項目でも該当すればシロアリの発生の可能性がかなり高い状況です。
今すぐ専門家にシロアリの検査と駆除を依頼してください。
01. 家の中から羽アリが出た
02. 羽アリの羽が落ちていた
03. 床板を踏むと、フカフカする場所がある
04. 浴室やトイレ、玄関の柱の根元に小さな穴ができた
05. 浴室やトイレ、玄関の柱をたたくと空洞音がする
06. 床下を見たら、基礎に土でできた筋上の道があった
07. 隣家がシロアリ対策の工事をした
08. 庭先の杭がガサガサしている
09. 家屋周りの木材を持ち上げたらシロアリを発見した
【 シロアリ防除工事の施工手順 】
【 シロアリ床下調査 】
お客様のご用命に応じて、調査を行います。調査結果をお伝えし、必要に応じてお見積を作成致します。もちろん無料ですので、お気軽にご用命下さい。
■ 床下調査の流れ
■ 床下調査 7項目
1.湿気
湿気があると…カビの原因や、シロアリの住みやすい環境に!!
2.腐朽・カビ
カビ→腐朽への悪化過程を目視・打診・触診で徹底チェック!!
3.通風換気
湿気が溜まり、カビ等の被害に!!
4.水廻りの配管漏れ
配管自体が痛んだり、湿気の直接的な原因に!!
5.残材・ゴミ
新築時、瑞材などがそのまま床下に放置されているかも!? シロアリや害虫のエサになってしまいます。
6.床下部材の破損・くるい
家の土台にダメージが!家全体が傾く原因に!!
7.シロアリ等の害虫被害
シロアリが家の土台を食い荒らす!!
※2.腐朽・カビ、4.水廻りの配管漏れ、5.残材・ゴミ、6.床下部材の破損・くるい、7.シロアリ等の害虫被害の5項目は、写真撮影を行い、結果をご説明いたします。
【 駆除方法について 】
長年、シロアリ防除を行ってきたニット-なら、あなたのお住いに合わせた方法をご提案できます。 各工法を新築・既築の違いや、薬剤の使用量の違いに分類し、ご説明いたします。
■ 薬剤工法
・新築予防
新築における「構造耐力上必要な木部」等のシロアリ予防施工は法律(建築基準法第49条(外壁内部等の防腐措置等)(2))で定められています。 また、社団法人日本しろあり対策協会では、上記部分だけでは「予防しきれない」としています。 そこで、現在は基礎天端から1mまでの土台や柱のほとんどを予防対策の対象としています。 シロアリ予防に対して何らかの措置をしなければ、新築時の耐力構造を保つことが難しいことは、法律などで定めるほどなのです。
また、法律で品質の維持を義務付けられている期間は新築から10年であり、時間経過とともに効力が落ちていくため、 追加処置をし、常にシロアリ等から住まいを守ることが重要です。
・新築土壌処理
地中を通って侵入してくるシロアリに対して、土壌表面に薬剤層を形成し、侵入を防止する最も効果的な方法です。
・新築土壌処理
地中を通って侵入してくるシロアリに対して、土壌表面に薬剤層を形成し、侵入を防止する最も効果的な方法です。
既築除防
既築建物のシロアリ駆除と被害拡大予防を目的とし、 主に床下に侵入しての薬剤散布や水回りや勝手口・玄関の土間等を穿孔し薬剤を注入します。
■ レスケミカル工法
既築建物のシロアリ駆除と被害拡大予防を目的とし、 主に床下に侵入しての薬剤散布や水回りや勝手口・玄関の土間等を穿孔し薬剤を注入します。
シロアリってどんな虫?
シロアリが何者なのか?好物や好きな場所、日本にいるシロアリの種類など、シロアリに関する豆知識をご紹介します。
Q.そもそもシロアリって何者?
A.「アリ」と名前がついていますが、庭や公園で普段見かける黒いアリとは全く別物です。 シロアリは、木材をエサとします。だから、シロアリにとって家は美味しい食事の塊なのです。 もし、貴方の住まいがシロアリに対して何も対策とっていなかったら、それはドアを開けっ放しにして留守にするようなものです。
『どうぞ、御自由にお入りください。』貴方の家はシロアリに対して開放的ですか?
そこで、大切なお住いをシロアリから守るために、シロアリ防除を行いましょう。
Q.シロアリの好物は?どんな場所が好き?
A.好物は主に木材で、特にマツやヤナギと言われていますが、手当たり次第に食い荒らします。 ケーブルや発泡スチロールが被害を受けたこともあります。 家の中では、主に水を使用する浴室、台所、トイレ、洗面所などを好みます。 玄関はタイルなどで覆われて、内部が光や風に当たることが少ないので、意外に被害を受けやすい所。 畳や置きっ放しの段ボールも危険です。 また、鉄筋コンクリート建てマンションの上層階でも被害が報告されていますので、高所恐怖症ではないようです。
Q.日本にいるシロアリの種類は?
A.実は、シロアリにもいくつかの種類があります。世界には3,000種近く確認されており、日本にも22種類の存在が確認されています。 その中で、家に危害を加えるのは、主にヤマトシロアリとイエシロアリです。 日本では一般的に「シロアリ駆除」と言えば、上記ヤマトシロアリとイエシロアリの駆除を想定したものです。
Q.シロアリの巣ってどこにあるの?
シロアリや、その巣を見たことのない人が多いと思います。しかし、被害箇所は意外に多くの人が見ています。 (ただ、それがシロアリによる被害と分からないことが多いのです。) 実はエサ場=巣となっていることが多く、もっとも被害が激しい場所が巣である可能性が高いのです。 もし、シロアリの数が他と比べて多く密集している箇所があれば、そこが巣の中心部。そこに王と女王が生息しているはずです。
Q.シロアリの一生は?
乾燥や光を嫌うため、蟻道(ぎどう)とよばれるトンネルを作り、そこを通って移動します。 同様の理由から、表面には現れず木材内部を食べるため被害が分かりにくいのです。 シロアリが一生の内で唯一表面に自ら現れるのが羽アリになった時です。 羽アリになったシロアリの一部は群れで飛び立ち、新たなエサ場=新たな被害家屋候補へと移動します。 こうした被害拡大を防ぐためにも、羽アリを見たら是非ご連絡ください。
Q.シロアリ被害が建物に与える影響は?
基本構造にシロアリの大好物である木材を使用する日本の住まいにとって、 シロアリ被害は、住まい自体の寿命だけでなく、住んでいる方の安全をも脅かします。 新築時に十分耐震性能が確保された住宅であっても、シロアリや腐朽等により土台や柱等の基本構造部分に被害を受けると耐震性能は極端に落ちます。 シロアリ・腐朽被害によって大地震の際、家屋の倒壊が起こると統計の結果に大きく反映されています。 地震の活動期に入ったと言われる日本列島。シロアリ対策も地震対策の一つです。